ファウチ氏がアメリカ議会で糾弾されるも黙秘権乱発でどーしようもない で、結局日本の「専門家」様って何を知っていたの? 初期の感染対策について振り返る

現在ファウチ氏が置かれている立場に加え、RFKJr.が討論で「あなたは専門家を信じろと言うだけだった」Dana Bash(CNN)の「私は専門家が言うことをきちんと伝える役割を担った」という嚙み合わないやり取りが展開。結局「新型コロナウイルスの専門家」なんていなかったんですよ。なんでそれなのにあそこまで専門家の言うことが金科玉条のごとくなり、バカな感染対策がまかり通ったのか振り返ります。
中川淳一郎 2026.08.04
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これについては、かなり何本もの原稿を書く必要が出てくるだろう。まずは、最初期にテレビに出た「感染症の専門家」の提唱したものを振り返る。朝の情報番組で最高の視聴率を誇る『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、初期の頃は尾身茂氏が出ていたが、彼は慎重な人物であるため、バシッと意見を言わなかった

「様子を注視する必要がある」「まだよく分からない」など、尾身氏が「未知のウイルス」に対して意見した姿勢は正しかった。だが、テレビ的には「あのさ、あなた、まどろっこしいの。オレら『こうしてください!』という結論が欲しいのよ」となり、いつしか白鷗大学の岡田晴恵氏(教育学部教授)が登場するようになり、バシッと意見を明確に言う彼女はとんでもない回数のテレビ出演を果たし、ワタナベエンターテインメント所属となり、立派なタレントとなった。

何しろ岡田氏は痛快だったのだ。「電車の中ではどこに位置すればいいか?」という質問に対しては「ドアの近くがいいです(キリッ」と言い切る。マスクに効果があると言ったらテレビの側は「他にできることはないか?」と聞くと「メガネをかけて、眼球からの感染に備えましょう」と来る。自宅で用意することは何がありますか? と聞いたら「パルスオキシメーターを用意してください。酸素飽和度が95%を下回ったら大変です」と言う。

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  • 岡田晴恵氏が先陣を切った「バシッと言い切って視聴者を安心させる話法」の誕生

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